年賀状に「新年快樂」と書いてㄅㄆㄇㄈ(注音符號)ではなくパスパ文字でルビをふりたい人生だった

 新年快樂(明けましておめでとうございます)。

 

 みなさんは年賀状を出したでしょうか?

 

 私は12月29日に投函したので元旦には届かないこと必至です。

 

 さて、私は台湾で中国語を学んだので、年賀状を書く際に、中国語が分かる友人には中国語(繁体字)で「明けましておめでとうございます」の代わりに「新年快樂」と書いていて、更に、その年のデザインによっては、台湾で使われている発音記号であるㄅㄆㄇㄈ(注音符號)でルビを振っていたりします。

 

 そんな中、もう3、4年ほど前になりますが、図書館で『砂漠に埋もれた文字―パスパ文字のはなし』中野 美代子(著)に出会い、パスパ文字という元朝の皇帝フビライの命により、チベット人のパスパが作った音節文字でルビを振りたくなりました。

 

 無論、年賀状を貰った方はパスパ文字でルビが振られていても、何て文字かも検討がつかないでしょうし、私はパスパ文字の研究を志そうと思っているわけでもありません。

 

 ただ、何となく格好よく見えそうという一心でした。

 

 とりあえず、ネットで検索してパスパ文字の字母表も見つけたのですが、さてルビを振ろうとしたら、「新(xīn)」の「x」すら見当たらず、ほかに、日本語だけでなく、中国のサイトも検索してみましたが見つからず結局は挫折しました。

 

 それから、年賀状を書く季節になるとパスパ文字を思い出すのですが、パスパ文字でルビが振れる事が来るのでしょうか。

 

 

※タイトルで使っている「したい人生だった」とはネット用語です。

 意味を知りたい方はググってください。